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マレーの週末水産 {マレーシアからの白エビ、ブラックタイガーの養殖レポート}

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マレーの週末水産

マレーシアからの白エビ、ブラックタイガーなどのエビ養殖の実験の様子を主に書いています。
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検査結果と加工データ
重金属と病原菌検査結果
画像クリックで大きい画像が閲覧出来ます

養殖データ(2008年Black Tiger Local)

この時に養殖したブラックタイガーの冷凍加工データを下のリンク先に載せました。

加工データ(PDF)

PDF ファイルを読むためには、Adobe Acrobat
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をダウンロードしてください。

エビに含まれる重金属と病原菌の検査結果の表
収穫したエビを冷凍加工工場で加工した際のデータ


| ブラックタイガー | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
この実験の前にしたこと

この実験の前にしたこと

去年の2008年3月から7ヶ月間ほどかけて、4つある池で1回ずつブラックタイガーエビの養殖実験を行いました。種類はローカル種と呼ばれているものを使用しましたが、途中で大半が死んでしまいました。冷凍加工工場の社長の話では、ホワイトスポットウイルスなどの病気が死因ではなく、恐らくは池が酸欠になったためだろうということでした。さらに経済危機が加わって、収穫したエビも売れないで倉庫に残っています。まだ。

この実験期間ではEM活性液を120立米、光合成細菌は1立米ほど合計で使用しています。

EM活性液タンク

EM活性液ですが、これはマレーシア産のEMを購入して、それを現地で培養したものです。1立米製造用のレシピは以下に。

EM50L、糖蜜50L、砂糖10kgを溜池の水(塩分濃度は20ppt以上)に溶かして1立米のタンクに入れて、1週間発酵させて完成。

野外であるエビ池の横で発酵させていますが、紫外線による害と太陽光による液温の急激な上昇を防ぐために、青いプラスチックシートでタンクを包んでいます。このシートは太陽に曝され続けるために、1年ほどでボロボロになってしまいます。また、発酵中は炭酸ガスが大量に発生するので、タンクの蓋に穴を開けて、ホースを差し込み、ホースの反対側の出口を、半分程度まで水を入れた10L容量のプラスチックコンテナに差し込み、これでタンク内のガス抜きをします。1週間の発酵後にpH計で測定して、3.5以下であれば使えます。なお、これを元にして再度EM活性液を製造することも可能です。でも、それ以上の継代培養はしていません。


光合成細菌の培養

光合成細菌は、インド製の製品を輸入して現地で培養しました。200L製造用のレシピは以下に。と、いっても製造元のLeo Green Foodsのマニュアルの通りですけどね。

種菌20L、栄養剤と活性剤それぞれ1袋、自然塩200gを50L容量の白いプラスチックタンク4つに分けて入れて、水道水を入れ、蓋をして密閉。タンク4つは、緑色のプラスチックシートをかけて、さらに白い農業用の遮光ネットをかけて太陽に当てます。毎朝9時と午後3時にタンクの蓋を開けて撹拌します。2日に1回はブラシを使ってタンク内部をゴシゴシこすります。15日後を目安にして完成です。

これから次回の培養に使う種菌を20L保存して、残りを使います。万一、何か起きた場合に備えて、冷凍庫に2Lバックアップ用の種菌を保存しておきます。凍っていますが1年くらいは保存が利くそうです。本当でしたら、冷凍バックアップも20L用意しておきたいのですが、冷凍庫の場所がないので2Lです。

ブラックタイガーへ餌を与える4時間前に、1LのEM活性液と光合成細菌を、6.4kgの餌にスプレーしました。発酵するかなと思ったのですが、しなかったです。ただ、この処理は面倒でした。

エビ池へは、EM活性液を毎日散布しました。光合成細菌は、当時製造量が限定されていたために、適当な量を適当な間隔で散布しました。

EM泥団子

この他にしたことは、EM泥団子を池1つ当たり2000から6000個用意して、エビ池や溜池に投入したぐらいです。この作業も非常に面倒でした。泥団子1個当たり300gの作り方は以下に。

赤土200gに米ぬか100gを混ぜたものに、EM活性液に適当に糖蜜を混ぜて溶かしたものを100mL散布して、泥団子を作り、日陰で数日間発酵させます。泥団子の表面が菌糸で覆われて白くなったら完成です。

ブラックタイガー

エビですが、養殖3ヶ月後に病原菌の検査をしてもらいました。検査項目は、Escherichia Coli、Staphylococcus aureus、Vibrio parahaemolytics、Salmonellaです。結果をみると、全て検出されなかったので、試しに10匹ほど、エビ池から捕ってそのまま2秒湯通しして殻を剥いて、塩をつけて食べてみました。おいしかったです。でも、天然車エビほどではないですね。当然か。

| ブラックタイガー | 13:07 | comments(1) | trackbacks(0) |